第25回 サラボルサ読み会
今回も、お友達がそろうのを待ちながら折紙をして始まりました。
ぴょんぴょんとび跳ねるカエルの折り紙を皆楽しんで、特に大きなお兄ちゃんたちは自分で折り方を覚えて何匹も作っていたようです。
通りかかった小さな子を連れたお父さんも飛び入り参加し、折り方をしっかり習得してご満悦の様子でした。
折紙に熱中して、少し遅めに始まった絵本の読み聞は、まず色々な雨の雫の写真集「みずたまレンズ」から始まりました。身近なものもじっくり見てみると色々な発見があることを教えてくれる絵本です。
「水玉の中に何がみえる?」という質問に皆元気に答えてくれました。
その後、折紙でも「みずたまレンズ」にも出てきた「蛙」を江戸時代中期の画家、伊藤若冲の絵の中に探してみました。今までぴょんぴょん元気にはねていた蛙が、今度は深い緑の池のふちに静かにたたずんでいます。
色の使い方や形の捉え方が不思議だったのか「これは池じゃない」「これ葉っぱ?」など色々な質問や意見がでました。
次は「とっきゅうでんしゃのつくりかた」。
ダンボールで電車を作り始めた男の子、あれも、これもとくっつけるうちに本物の電車くらい大きな夢の電車が出来あがります。
4冊目に読んだ「やまんばのにしき」は、山姥におもちを持って行った代わりに永遠になくならない錦をもらって帰って来るおばあさんのお話です。
長いお話でしたが、いつおばあさんが山姥に襲われるか、とみんな緊張して話の行方に耳を傾けていました。最後はクリスマスに合わせて、「くりすますのくちぶえ」を読んで、今年最後のサラボルサ読み会を終わりました。
次回は年が明けた1月18日になります。
皆さん良い年末をお迎えください。
来年もどうぞよろしくおねがいします。