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カテゴリ:ママのためのレクチャー ( 25 )

第20回ママのためのレクチャー
「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る浮世絵における女性像について- L'immagine della Donna nel Ukiyoe」

2019年5月30日(木) 午前10時~ 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d-Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)


今回で記念すべき20回目となりました「ママのためのレクチャー」は、東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生をお迎えして、「浮世絵における女性像について」をテーマにお話をお伺いしました。

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浮世絵における女性像は、大変重要なモチーフであり、美しい女性を描くこと、それは浮世絵においてもっとも好まれた題材のひとつでした。
浮世絵の長い歴史の中で、町娘や遊女、歴史上の人物、物語の登場人物など、さまざまな女性たちが浮世絵師によって描かれてきました。
今回は主に18世紀後半から活躍していた春信(1725ー1770)、清長(1752ー1815)北川歌麿(1753-1806) の3人の優れた浮世絵師たちの作品を比較し、ペテルノッリ先生の持論も交えながら、それぞれの作家の特徴と、才能、そしてその重要性についてじっくりお話をしていただきました。

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日本にいても、これほどまでに詳しく、じっくりと浮世絵作品を鑑賞しながら、探究することはないので、先生の貴重なお話を伺って、浮世絵に対する見方をさらに深く学ばせていただきました。
ペテルノッリ先生、いつもながら素晴らしい解説に参加者一同、熱心に質問も交えながら聞かせていただきました。本当にありがとうございました。

日本人の観点とはまた違った先生の鋭い見識と興味深いお話は、みなさまに堪能していただけた事と思います。


ママレク担当・烏丸由美(美術家)


by manekineko-bo | 2019-05-31 23:02 | ママのためのレクチャー

「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生と行く
北斎-広重 Oltre L'onda展 鑑賞」

2019年1月17日(木) 午前10時20分~ 於:考古学博物館

第19回の「ママのためのレクチャー」は、東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生と一緒に、現在ボローニャで開催されている、大変重要で貴重な展覧会「北斎・広重展」を訪問して、先生の素晴らしい奥深い説明を聞きながら、展覧会をじっくり鑑賞してまいりました。

この展覧会は、ボストン美術館のコレクションから構成されたもので、250点以上の貴重な、浮世絵の作品を一堂に見ることができるたいへん良い機会となりました。参加者も、20名を超え、感心の深さを感じました。
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江戸後期に活躍した、2人の絵師、北斎と広重の個性の違いや、作品の違いについても、先生からいろいろと貴重なご意見をいただきました。天衣無縫でその構図や色彩感覚も、時として奇想天外で天才肌の北斎。一方、あくまでも正統派で、その作品には気品があり優雅で、当時の江戸庶民に絶大な人気を誇った広重。ペテルノッリ先生の的確な説明で、さらにこの二人の作家のそれぞれの個性が浮き彫りにされ、しっかりと作品の中で現れてくるのが素晴らしいと思いました。
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展覧会鑑賞の後、先生を囲んでの昼食会も開かれました。楽しく有意義なひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

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ママレク担当 烏丸由美(美術家)

by manekineko-bo | 2019-02-20 05:58 | ママのためのレクチャー

今回は、ポッジ宮で催されている「歌川国貞の展覧会・第3部」を鑑賞いたしました。

歌川国貞は、江戸時代に活躍した最も高名な浮世絵師の一人で、国貞が生涯に創りだした作品数はなんと3万点に及んだと言われています。自ら大規模な工房を指揮して、次々と作品を世に送り出していたそうです。美人画や歌川広重との「双筆五十三次」も有名で、今回の展示の中にも、得意とした美人画や広重との双筆もありました。

東洋美術研究所の所長、ペテルノッリ先生から国貞の作品それぞれについて技術的な事もさることながら、作品にまつわるエピソードについてもたいへん詳しいご説明をしていただき、参加者一同、より興味深く鑑賞することができました。

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国貞のその作品のずば抜けた構成力と色彩感覚に加え、その彫り摺りの技術は高度で極彩、細密で非常に優れたもので、実際作品を見ていく中で、質の高い素晴らしい作品が次々と世に送り出されたことが良く理解できました。

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ペテルノッリ先生のすばらしいご説明に皆、真剣に耳をかたむけていました。

先生、海外研修から帰国されたばかりにもかかわらず、熱心に講義をしてくださいまして、本当にありがとうございました!

次回のママレクは、ペテルノッリ先生が4月に浮世絵の研究のために訪問されたアメリカ、ボストンでのお話を伺います。どうぞお楽しみに。


ママレク担当・烏丸

by manekineko-bo | 2018-04-26 06:06 | ママのためのレクチャー

「 ブータン王室ご用達のケーキ屋「Cafè Luna」の女主人、森山幸恵さんに聞く・・
ボローニャからブータンへ -異文化の狭間で暮らすこと 」
聞き手・波平千種さん

2017年10月27日(金) 午前10時〜 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d'Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)

第17回目の「ママのためのレクチャー」はスペシャルゲストに、ブータン在住22年の森山幸恵さんをお招きしました。彼女は、約30年前に日本からボローニャへ留学の後、ブータンから留学していた最愛のご主人と結婚、その後ブータンに渡られました。
現在は首都ティンプーで王室ご用達のケーキ屋「Cafè Luna」の女主人としてお忙しい毎日を送っていらっしゃいます。今回は22年ぶりにお嬢さんを連れてバカンスでボローニャを訪問されていたご本人に特にお願いして、ブータンでの暮らしぶりや家族のことなど、いろいろと貴重なお話を聞かせていただきました。
(尚、ご主人はブータン国王ご夫妻が2011年来日された当時の王室筆頭報道官、ワンチュック・ドルジ氏。)
ブータンという国の歴史、文化、地理、国民性、伝統など、あらゆる観点から興味深いお話をたくさん聞かせていただくことができました。私たちにとっては、はるか遠い国、ブータン。そこに住む人々は、素朴で物欲がなく、とても家族思いなのだそうです。

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そんな素敵な部分がある一方、水や電気の供給は現在でも問題が起こるという日常生活。私たちが全く知らなかったブータンの今昔に渡って、若者の高い失業率や高齢者を含めた自殺など、現在の問題点に至るまで深く掘り下げて、とても丁寧にお話しいただきました。


例えば、学校は義務教育ではないけれど、学生は英語を完璧に習得し、ブータンの言語であるゾンカ語を含め、かなり語学に長けているということ。実際ご一緒された下の娘さん(高校1年生)も英語とゾンカ語だけでなく、ご両親がお話になるイタリア語を理解され、お母様とは日本語と英語で話されるそうです。現在タイの学生寮に入って単身留学中とのこと。

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たくましい森山さんはそんな中、オーダーによるケーキ屋さん『CAFE’ LUNA』を首都ティンプーにオープンし、毎日30個から40個のケーキ作りという、仕事に追われる毎日だそうです。

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今やブータン王室ご用達のケーキ屋さんとしても有名で、お妃様は森山さんのチョコレートケーキが大のお気に入りだということです。

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海外に暮らす私たちにとって、何事にも真摯に向き合われている森山さんの熱意と強さに勇気づけられる思いがしました。
何年後かに再びイタリアに戻っていらっしゃる機会があれば、是非ともまた面白いお話を聞かせていただければと思います。有意義なお話に、参加者も大満足の様子でした。森山さん、旅行中に貴重なお時間を割いていただきまして、本当にありがとうございました。


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ママレク担当・烏丸 (波平千種・記)

by manekineko-bo | 2017-10-31 19:04 | ママのためのレクチャー

第16回ママのためのレクチャー
「博物館演習・ポッジ宮博物館の日本美術コレクションーその3」

先日5月16日に、たくさんの参加者のもと、第16回ママのためのレクチャー「博物館演習・ポッジ宮博物館の日本美術コレクションーその3」が行われました。

東洋美術研究所の所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生から日本美術コレクション・コーナーの最近掛け替えた作品について、詳しい説明を聞かせていただきながら、今回も、素晴らしいコレクションの数々を皆で鑑賞させていただきました。


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国芳や国定の浮世絵の作品解説においては、その制作方法や、歌舞伎にまつわるお話、そしてその出し物のストーリーなどについても、詳しく説明をいただきました。日本人顔負けの、その豊富な知識にいつもながら驚くばかりです。


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また、今回は、浮世絵や日本画の他にも、工芸作品や、19世紀後半に外国人旅行者のために作られたアルバム貼が印象的でした。
それぞれの写真が19世紀後半のたいへん貴重なものでしたが、写真館で撮られていたものであるというのも、印象的でした。


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また、ブロンズの工芸作品群は色合いもフォームも素晴らしいものでした。

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ペテルノッリ先生、今回も貴重な解説を賜りまして、本当にありがとうございました。
参加者全員、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。


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(レクチャー担当・烏丸)
 


by manekineko-bo | 2017-05-22 07:36 | ママのためのレクチャー

第15回 ママのためのレクチャー
「博物館演習・ポッジ宮博物館の日本美術コレクションーその2」

昨年春に見学して好評だったポッジ宮博物館演習ですが、今回は同館の日本美術コレ
クションの展示室で開催中の展覧会「日本美術における自然のイメージ」を東洋美術
研究所の所長、ジョバンニ・ペテルノッリ先生にご説明を伺いながら、その素晴らし
い作品群を皆で鑑賞させていただきました。

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ペテルノッリ先生自らコレクションなさっていた、明治時代から大正時代に活躍した
花鳥画を得意とした日本画家、渡辺 省亭(わたなべ せいてい、1852-1918)の作品を中心に鑑賞していきました。

省亭は、日本の画家でとしては初めてパリに渡って西洋美術を目の当たりにした人物
で、印象派の作家、ドガやマネとも交流があったそうです。数年間のパリ滞在の後、
帰国後は洋風表現を巧みに取り入れた、洒落た花鳥画を得意としていました。実際、
特にその切れ味の良い筆さばきは素晴らしく、花鳥画の美しさとセンスは卓抜した才
能があふれているようでした。


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省亭の浮世絵(木版画)技法による出版物(画集)も、展示されているのですが、そ
れはそれは素晴らしいものばかりで参加者は皆、その魅力にため息をつきながら、先
生のお話に耳を傾け、熱心に鑑賞していました。


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他にも、北斎をはじめとする絵師たちの浮世絵、自然をうまく取り入れた装飾的な工
芸の作品群も本当に美しい貴重なものばかりでした。

ペテルノッリ先生、今回も日本美術に魅せられた先生のたいへん熱のこもったお話
に、皆、感動さえ感じておりました。本当にありがとうございました。



(レクチャー担当 烏丸)


by manekineko-bo | 2016-12-05 05:34 | ママのためのレクチャー

「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る
日本美術における自然の重要性について-
L'importanza della natura nell'arte giapponese」

2016年5月31日(木) 午前10時~ 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d-Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1)


先日5月31日に、東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生を約1年半ぶりに
お迎えして「日本美術における自然の重要性について」についてお話をお伺いしました。

日本美術において、自然は常に必然のように、日本美の中に内在しておりました。
今回は、先生にさまざまな時代の様々な作家たちの、自然とかかわる作品を
見せていただきました。例えば、平安時代の源氏物語の絵巻物から、光琳、応挙など屏風絵、
そして江戸時代の春信や清長などの浮世絵、果ては日本で近年人気沸騰の若冲の作品に至るまで。
先生の奥の深い作品解説をお聞きしながら、皆で注意深く見ていきました。
さらに雪舟、狩野派、琳派、等伯らの屏風絵や襖絵などは、自然を取り込んだ、
そして装飾的であるがゆえの、その耽美的な美しさにうっとりする
本当に見事なものばかりでした。

また、ヨーロッパと日本の国宝の扱い方やその理念の違い、絵画と工芸品における
芸術的価値観の違いなども、私たち日本人にとっては、驚きでありました。

日本美術特有の非対称性(アンシンメトリー)における、その無の空間の
必然的な存在やバランス(均衡)のお話も、大変興味深いものでありました。
あるいは、中国美術と日本美術の違いについてもペテルノッリ先生の持論や経験も交えながら
楽しくお話をしていただきました。

先生独特の世界観による、総合的な美術論を先生の経験やエピソードも交えながら
じっくり聞かせていただきました。日本人は、昔から自然と共存して、自然の中で生
きてきたのだと、再認識させていただきました。

ペテルノッリ先生、今回も素敵な講義をありがとうございました。


担当・烏丸(美術家)
by manekineko-bo | 2016-06-03 23:29 | ママのためのレクチャー


「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る
日本美術における自然の重要性について-
L'importanza della natura nell'arte giapponese」


2016年5月31日(火) 午前10時~ 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d-Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)



「ママのためのレクチャー」も回を重ねて、今回で14回目となります。
東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生を約1年半ぶりにお迎えして、
「日本美術における自然の重要性について」についてお話をお伺いします。

日本美術において、自然は常に必然のように、日本美の中に内在しておりました。雪舟、狩野派、光琳、宗達などといった偉大な絵師たちも自然を取り扱ったその代表的な作家といえるでしょう。今回は、日本美と自然の関係を、ペテルノッリ先生の持論や経験も交えながら、その重要性についてじっくりお話をしていただきます。

先生独特の世界観による、総合的な美術論をじっくりお聞きいただきながら、日本美の特徴やその意義について理解を深めていきたいと思います。(講義はイタリア語です。)

日本人の観点とはまた違った先生の鋭い見識と興味深いお話は、みなさまに堪能していただける事と思います。最後に皆様からのご質問もお受けいたします。


レクチャー参加費・お一人3ユーロ 
参加をご希望の方は、29日(日)までに事務局(manekineko.bo@gmail.com )までご連絡ください。
<司会・レクチャー担当 烏丸由美(美術家)>



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by manekineko-bo | 2016-05-21 05:10 | ママのためのレクチャー

「スペシャルゲスト、仲間裕子教授が語る・・日本美術の美意識について」

2015年11月24日(火) 午前10時〜 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d'Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)

第13回目の「ママのためのレクチャー」は、日本の西洋美術史研究の第一人者である、立命館大学産業社会学部教授の仲間裕子先生を特別講師にお迎えして、西洋美術を学んだからこそ開眼した、世界最高レベルといえる日本美術の素晴らしさについて、熱く語っていただきました。

まずはご自分のご専門のドイツロマン主義美術の研究に至ったいきさつなどを通しながら、18世紀後半に描かれたフィリップ・ハッケルトと円山応挙の2つの滝の絵を比べて、西洋ではかたや、その表現は視覚重視であるのに対し、日本では感性の重視、多視点、そして人間と風景が同一空間に存在するなどの違いをご指摘いただきました。

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そして、日本の美意識のキーワードである「かざり、みやび、わび、幽玄、綺麗さび」の解説。
風流の精神の結実としてのかざり、こういった日本美術の特徴の源泉は、平安時代の貴族がつくりだしたものであり、極めて少数の平安貴族により、京都という、限られた場所で生み出されたということも新鮮な驚きでした。

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また、11世紀の日本美術の代表とされる仏像の見方の重要性についてもご説明いただきました。
どのように見るのか・・・その環境、月の光や影、風、水などを感じながら。
特に例を挙げてお話しくださったのは、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像についてでした。
12世紀の絵巻物、そして飾りの黄金時代といえる桃山美術。その対局のような千利休の「わび」の世界。

1933年来日したドイツ人ブルーノ・タウト氏が絶賛した「桂離宮」の素晴らしさについてのお話も大変興味深いものでした。

そして最後に、長谷川等伯の「四季柳図」を見せていただきながら、日本美術に影響を受けたモネの「睡蓮」との関連性についてご説明いただきました。

イタリアにいながら、日本美術の素晴らしさについて、再発見する機会をいただけたことは、たいへんありがたく、たくさんの貴重なお話を論理立てて、わかりやすくご説明いただいて、素晴らしかったです。

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仲間裕子先生、ご多忙中にも関わらず、おいでいただきましてありがとうございました。
参加者一同、深くお礼申し上げます。

西洋美術史の研究者でいらっしゃるからこそ、お分かりになる日本美術の特性や、その魅力など、先生の世界観をお聞きして、私たちも新たな発見と見識を深めることができました。

本当にありがとうございました!!

(レクチャー担当・烏丸)
by manekineko-bo | 2015-11-29 00:51 | ママのためのレクチャー

「スペシャルゲスト、仲間裕子教授が語る・・日本美術の美意識について」



2015年11月26日(木) 午前10時〜 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d'Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)


第13回目の「ママのためのレクチャー」は、日本の西洋美術史研究の第一人者である仲間裕子先生を特別講師にお迎えして、西洋美術を学んだからこそ開眼した、世界最高レベルといえる日本美術の素晴らしさについて、皆様にじっくりお話ししていただきたいと思います。

現在、ボローニャ大学教授との共同研究のためにボローニャに滞在中の仲間裕子先生は、立命館大学で教鞭をとりながら、ご専門のドイツ近・現代美術史研究を続ける一方執筆活動や学会での発表、海外でのシンポジウムの参加など、国際的に活躍していらっしゃる方です。

西洋史の研究者でいらっしゃるからこそ、お分かりになる日本美術の特性や、その魅力など、先生の世界観をお聞きして、私たちも新たな発見と見識を深めることができればと思います。
先生の素晴らしい、興味深いお話にきっと堪能していただける事と思います。
お楽しみに!そして、この貴重な機会をお見逃しなく! (講義は日本語です。)


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仲間裕子(なかまゆうこ)

津田塾大学国際関係学部卒業後、ベルリン自由大学美術史研究所に留学。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在は立命館大学産業社会学部教授。主要著書・論文: Caspar David Friedrich und die Romantische Tradition, Moderne des Sehens und Denkens (2011), Riflessi del collezionismo tra bilanci critici e nuovi contribute (共著, 2014), 『自然の知覚─風景の構築。グローバル・パースペクティヴ』 (共編, 日英バイリンガル出版2014),「自然を発見する?─ロマン主義的表象の再考」(『思想』, 2009)。美学会委員、京都市立美術館評議員、ゲティ財団プログラム(Art in Translation)諮問委員など。



レクチャー終了後、午後12時30分ごろより先生を囲んでの昼食会を予定しております。
こちらもぜひご参加ください。

レクチャー参加費・お一人3ユーロ 
(参加人数によっては、少し変更するかもしれません。ご了承願います。)
参加希望の方は、11月21日(土)までに事務局(manekineko.bo@gmail.com )までご連絡ください。
(ランチ参加の有無もお知らせください。)

たくさんの皆様のご参加をお待ちいたしております!
by manekineko-bo | 2015-11-16 07:48 | ママのためのレクチャー