第28回サラ・ボルサ読み会
今月は楽器をテーマに折り紙ラボでは、ピアノといすを折りました。
最初の本は、グリム童話でおなじみの『ブレーメンの音楽隊』です。子供たちは、明るい色調の絵に見入っていました。
次の本「オオカミくんはピアニスト」は、童話の世界ではいつでも悪者のオオカミが人の気持ちをやさしくすることが仕事の音楽家として登場します。ソロ楽器の孤独とオオカミの孤独が重なり、心地よい余韻が残る作品です。
3冊目は日本昔話の中から、「ふしぎなたいこ」を読みました。
先の2冊に比べ挿絵も少なく頁数が多かったのですが、小さい子供たちもよく聞いていました。
彼らからのリクエストで、同じ本に入っていたほか2編の短編も読みました。
最後は、ジャズピアニストの山下洋輔さんが書かれた「つきよのおんがくかい」を読みました。
バンドの楽器が奏でる音が、カタカナいっぱいの擬音で表現されていて、読み手も声音を変えながら白熱したジャムセッションを再現しました。
次回の読み聞かせ会は4月20日(金)17時から行われます。
テーマは「花」です。夏時間になって、日も長くなっって参りました。どうぞ皆さんも是非お出かけください。