ボローニャ市立図書館 Salaborsa での第16回 Sala Bebè 読み聞かせ会
冬の間は少なかった参加者も、春の訪れとともに子どもたちの体調も整い、身軽に出かけられるようになったせいか、いつものメンバー、初めて参加してくれた親子を合わせ、12家族が集まりました。
リズムに合わせた自己紹介のあとは、参加者のお母さんに「くれよんのくろくん」を読んでもらいました。身近にあるものがテーマになっているせいか、0歳から3歳を過ぎた子どもたちまで、みんな興味津々です。
「たけのこにょきにょき」では、長く伸びたタケノコがかぶった帽子を見つけて、大きな子どもたちが、「ここー!」と参加します。
お母さんたちにもおなじみの「ねずみくん」は、子どもたちも大好き。子どものころに読んだ絵本を、我が子に読んであげるのは嬉しいですね。
「きんぎょがにげた」では、0-1歳の子どもたちが本の近くに集まって、真剣な顔で、本を見つめています。
小学一年生のお兄ちゃんが、小さな子たちに「くらいくらい」を読んでくれるという、ほほえましいシーンもありました。
毎回5ページずつ読み進めている「あいうえお えほん」を最後に、大人数にも関わらず、子どもたちが「参加する」読み会となりました。
大震災から1ヶ月。
まだまだ心配と不安が続く中、大人たちがリラックスできる機会にもなったようです。
今年度の読み聞かせ会も、残すところ2回となりました。
自宅にはない絵本や、懐かしい絵本に出会うよい機会です。
国籍を問わず、気軽に参加してみてください。