オープンスクール・学習発表会

1年間がんばって通い続けた勉強会も終わりに近づき、5月29日にオープンスクール・学習発表会が行われました。来年度の参加を考えていらっしゃるご家族も見学に来てくださり、賑やかな学習発表会になりました。

2時間目から始まったオープンスクールでは、通常の授業が行われ、3時間目の学習発表会では、1年のまとめとしてそれぞれのクラスがこの日のために取り組んだ課題を発表してくれました。

1・2年生混合クラスの花組は9月からひらがな・カタカナ・漢字と勉強し、色々なことが書けるようになりました。

この日、授業ではみんなで絵を見て、知っている日本と世界の昔話の題名を発表してもらいました。
お話は知っているのに、日本語の題名が思い出せないものが多かったようです。
みんなで大好きなカルタもしました。初めて使う「昔話カルタ」に挑戦です。
読み札の文句を聞き終わるのが待てないくらい早く取れるようになりました!

星組は、急がず教科書の課題をひとつずつ進めて行き、2年生の上を終了しました。オープンスクールでは、教科書最後の「どうぶつえんのじゅういさん」をまとめました。

今年1年間、漢字はとにかく繰り返し使うことを重視して、毎回の書き取り、意味ごとのグループ分け、新出漢字は成り立ちから見るなど違ったアプローチで漢字に触れてきました。
スピーチや発言の課題では、同じ表現、同じ言葉を使いがちな子供たちに一文をしっかりリピートさせることで少しずつ表現の仕方を増やしてきました。
作文は教科書のまとめという形で随分書いてきましたが、成長とともにいいたいことも増えてきた子供たち、手伝いが必要なところもありますが、随分長い文章を書けるようになってきました。今年から使い始めた「論理トレーニングプリント」を続けることで手伝いなしで文章が書けるようになるのが課題です。

宙組では、今年一年、長文読解への導入、さまざまな種類の作文、漢字では特に熟語に力を入れて取り組みました。毎年続けてきた音読、暗唱は、イタリアの小学校の勉強が難しくなってくる中で、なかなか徹底できませんでした。


3時間目の学習発表会では、花組は詩「きまりことば」をみんなで郡読しました。
リズムのある楽しい詩です。少し緊張した様子でしたが、元気よく発表できました。
次に1人2問ずつ「何の車かな?」と、クイズを出しました。
車を選び→特徴を調べ→文を作り→問題にする みんなよくがんばってくれました。
難しい車を選んだり、難しい言葉もそのまま問題にしたりしたので、大きな子どもたちも悪戦苦闘。
そんな様子を見るのも楽しかったです。


星組は、まず授業で取り組んだ教科書の「あったらいいな、こんなもの」の中でそれぞれ発明した機械について、どのような働きをするのかを皆の前で説明してもらいました。お金の出てくる機械、自分の代わりに勉強してくれるロボット、動物の言葉が分かるようになる翻訳ロボットなど、発表を聞いている友達からも「ぼくもほしい!」の声が飛んでいました。
次に谷川俊太郎の「生きる」の詩を輪読し、最後に自分にとっての「生きる」を感じる瞬間を同じ詩のリズムに乗せて一人ずつ発表しました。


宙組はまず「重ね言葉」と金子みすずの詩何篇かを音読しました。続いて、論理トレーニングプリントで扱った四枚の絵を見て自由に書いた創作文を発表しました。題名、内容ともそれぞれの個性が出た良い作文になったと思います。最後に文庫に入っている本の紹介文を発表して終わりました。
三人ともこの一年、とても大きく成長したと思います。ご父兄の皆様、ご協力ありがとうございました。
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by manekineko-bo | 2013-05-29 18:54 | 日本語勉強会

第35回オープン読み聞かせ会

季節は春から夏へ移り変わろうとしています。
梅雨のないイタリアでは、6月に入ると子供達も海に行きたくてソワソワし始めます。
恒例の折り紙ラボでは、海に思いを馳せながら仕掛け舟を作って楽しみました。
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「あさになったのでまどをあけますよ」
作者は、東北地方出身の荒井良二さん。
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彼は震災後、被災地の方々と一緒に取り組むワークショップのために、東北地方沿岸部の町を訪ねる旅を繰り返しました。そして、思いをこめて1冊の絵本を描き上げました。
“なにげない日々の繰り返しの中に幸せがある 〜 新しい1日をむかえるために窓をあける子どもたち。なにげない日々の繰り返し、その中にこそある生きることの喜びを描いた絵本。”(偕成社のホームページより)

絵も文章も透き通るように美しく心に残る一冊です。

今年度のオープン読み聞かせ会最後の一冊は「ほんとのおおきさ動物園」という大型本です。
動物の顔を、実物大の写真で見ることができ迫力満点です。
参加者の小学生の男の子が小さな子供達に一生懸命読んでくれました。
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2012-2013年度のオープン読み聞かせ会はこれで終了致しました。
夏休みを挟んで9月から新しいスケジュールと内容で再開する予定です。
詳細が決まり次第このブログでご案内致します。
これからも日本の絵本を介して皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
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by manekineko-bo | 2013-05-23 23:57 | オープン読み聞かせ会

「日本語勉強会オープンスクールのお誘い」

そよぐ風に夏の到来を感じる季節となりました。

さて、子どもたちの日本語勉強会もそろそろ夏休みに入ります。つきましては、オープンスクール/学習発表会を以下の要領で行います。

日時:5月25日(土) 10:50〜12:50 (10:50〜11:30 授業、11:40〜12:50 学習発表会)
場所:東洋文化研究所 (Via S.Maria Maggiore, 1/a-f)

今年度は新しい子どもたちも加わり、みんな楽しく日本語の勉強をしてきました。
昨年の9月からの活動の成果を見ていただく良い機会かと存じます。
皆様、どうぞお気軽にいらしてください。

ご質問などございましたら、事務局までご連絡ください。
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by manekineko-bo | 2013-05-21 10:30 | 日本語勉強会

第8回ママのためのレクチャー

「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る
−世界的に著名な画家、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎について- 」


風清らかな初夏の季節になりました。きれいな花があちらこちらで咲いていますね。

さて、先日5月17日(金)に第8回目のママのためのレクチャーが東洋美術研究所で行われました。
今回も、毎回たいへんすばらしいレクチャーをしてくださる東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生をお迎えして、世界的に著名な日本の画家で、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい・1760-1849)についてお話をお伺いしました。     

まずはじめに、北斎の代表作である「富嶽三十六景」について、具体的に作品を見ながら説明をしていただきました。
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次に、北斎の作品がどのように西洋に伝わり、そして、なぜこのように多大な影響を西洋美術に与えたのかについてお話をうかがいました。      
東洋研究所にある北斎に関する画集や資料だけでも70冊余りあるそうで、奥の深い、類まれな天才的な画家であったことを改めて認識しました。   

最後は北斎漫画について。
珍しい北斎の「漫画絵」の数々を見せていただきながら、北斎の秀逸した、現代の漫画にも通ずるダイナミックな構成や、表現に皆、圧倒されるばかりでした。
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今回だけでは、北斎についてはとても語りきれず、秋に予定されている次回のレクチャーで、「葛飾北斎の世界・第2部」をひき続き、ペテルノッリ先生にご講義していただく事になりました。                                           
次回も皆様、是非、お楽しみに!
先生は、本当に膨大な知識をお持ちの方で、ただただ驚くばかりでした。 
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先生、貴重なお時間を頂戴し、感謝しております。本当にありがとうございました。
たいへん勉強になりました。
(レクチャー担当・烏丸)
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by manekineko-bo | 2013-05-20 12:57 | ママのためのレクチャー

第33回サラべべ読み聞かせ会

さわやかな五月晴れの天候に恵まれた5月15日(水)、ボローニャ市のサラボルサ図書館で第33回サラべべ読み聞かせ会が行われました。
今回もたくさんの方が集まってくださり、にぎやかな会となりました。

はじめに、「とんとんこんにちは」と手拍子に合わせて子供たちの名前を紹介していきました。3歳になった子は一人で上手に名前が言えるようになりました。
まず、小さい子向けに「よしよし」「おうまさんしてー!」「ゆらゆらパンダ」と読み進めたあと、字のない絵本「どうぶつのおやこ」をみながら、みんなで動物の名前や鳴き声を言ってみました。日本に住んでいたことのあるイタリア人のお母さんも、子供たちに交じって積極的に参加してくださいました。

手遊び歌の時間は、みなさんが一番楽しみにしているところです。子供も大人もみんなで手や体を動かしたり、歌ったりして、充実したひとときとなりました。
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歌の後は、大きい子向けに「あおいねこ」「パンツのはきかた」を読みました。ぶたがパンツをはく様子がユーモラスで、親子ともども興味を持ってみてくれたようです。

最後に、お母さんから「もう一回!」とのコールがあり、人気の手遊び歌をいくつか歌って、終わりました。

今年度最後の読み会を無事に終え、参加して会を盛り上げてくださった皆様に心からお礼申し上げます。
来年度も楽しい読み会が続いていくことを願っております。
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by manekineko-bo | 2013-05-15 22:15 | Sala Bebe読み会

第8回ママのためのレクチャー

「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る−世界的に著名な画家、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎について- 」


2013年5月17日(金) 午前10時〜 於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d-Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)



 「ママのためのレクチャー」も回を重ねて、早いもので8回目を迎えます。

今回も、毎回すばらしいレクチャーをしてくださる東洋美術研究所の所長のジョバンニ・ペテルノッリ先生をお迎えして、世界的に著名な日本の画家で、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい・ 1760-1849)についてたっぷりとお話をお伺いします。とくに、北斎の代表作である「富嶽三十六景」や「北斎漫画」について、詳しくご講義いただく予定です。

日本人の観点とはまた違った世界観での先生の興味深いお話に堪能していただける事と思います。

レクチャー終了後、午後12時30分より先生を囲んでの昼食会を予定しております。

こちらもぜひご参加ください。

レクチャー参加費・お一人3ユーロ 
(参加人数によっては、少し変更するかもしれません。ご了承願います。)

参加希望の方は、5月15日(月)までに、事務局までご連絡ください。

たくさんの皆様のご参加をお待ちいたしております!
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by manekineko-bo | 2013-05-10 16:59 | ママのためのレクチャー