イタリア・ボローニャ在住日本人家族会「まねきねこ会」のブログです。
by manekineko-bo
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
次回のイヴェント・お知らせ
【Sala bebe' 読み聞かせ会】
毎月第2木曜日
11:00~11:45開催
次回開催は3月8日(木)です。(12月~2月はお休みさせていただきます)
0-2歳 児対象)
小さいお子様、赤ちゃんのいらっしゃる方はぜひご参加ください。お待ちしています。

【オープン読み聞かせ会】
毎月第2水曜日
17:30~18:15開催。

次回開催は12月13日(水)です。

子供たちが思わず身を乗り出してしまう楽しい絵本から想像の翼を広げるお話絵本まで、様々な本を読んでいます。3歳児~幅広い年齢のお子さんにご参加いただけます。

お問合せ:
サーラボルサ児童図書館 tel/051-2194411 e mail
まねきねこ会事務局

【お知らせ】
・準会員制度を導入しています。
詳細は事務局までご連絡ください。

・FBページ
https://www.facebook.com/manekineko.bologna/
カテゴリ
全体
紹介 presentazione
オープン読み聞かせ会
Sala Bebe読み会
日本語勉強会
文庫
まねきねこ会イヴェント
日本関係イヴェント
暫定イヴェント
ママのためのレクチャー
会員関係
未分類
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
more...
記事ランキング
画像一覧

カテゴリ:文庫( 16 )

「文庫便り」

ボローニャ児童書ブックフェアー参加のためにボローニャにいらっしゃっていた、講談社の児童局の方がお二人、東洋美術研究所と所内のまねきねこ文庫を見学するために来訪してくださいました。

まず、研究所内の日本の美術書をはじめとする約2万冊の蔵書の数にびっくりされていらっしゃいました。
加えて、日本の児童書が2000冊以上書架に並ぶまねきねこ文庫の充実した内容にも、とても驚いていらっしゃいました。
f0196517_62428100.jpg

「子供達にはどんな本が人気がありますか?」、「お母さん達は、どのような本を借りていかれるのですか?」
など、いろいろな質問がでました。
最後は、今の日本の子供達の本離れの現状と、その抑止策等についてもお話いただき、たいへん興味深かったです。
f0196517_6261380.jpg

こうして、実際に出版社の方に来ていただいて、いろいろとお話を伺う貴重な機会を持つことができて、たいへん光栄でした。
これからも、活発に書誌活動を進め、まねきねこ文庫をさらに充実したものにしていきたいと思います。
[PR]
by manekineko-bo | 2014-04-01 06:18 | 文庫

まねきねこ便り 冬号

暖冬、暖冬と言っていたら、年が明けてからめっきりと寒くなってきましたね。日も短くて、なかなか外で遊ぶのも難しい季節。こんな絵本はいかがでしょうか。今回は、本の紹介に加えて、文庫に通ってきてくださるお友達のお話「とん、とん、とん、こんにちは!」と本に関するちょっとした話「本の話題」も加わりました。


しろくまちゃんのほっとけーき わかやまけん こぐま社
f0196517_18553052.jpg
しろくまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて、焼き上がったホットケーキをテーブルに運んで、お友達と一緒に「おいしいね。」といただきます。読んだ後は、必ずホットケーキを焼くことになる一冊です。(0~3歳)



わにわにのおふろ 小風さち(作) 山口マオ(絵) 福音館

f0196517_18593588.jpg
わにわには、お風呂が大好き。お湯につかってリラックス、水鉄砲も飛ばしちゃう、石鹸のあぶくを飛ばして、シャワーでカラオケ、のぼせるまでお風呂を楽しみます。わにわにの強面な表情と愛嬌溢れる動作のギャップがコミカルで楽しいお話です。(0~3歳)



ぱんつのはきかた 岸田今日子(作) 佐野洋子(絵) 福音館

f0196517_1965775.jpg
「はじめに かたあし いれるでしょ」と、詩人の岸田今日子さんのリズミカルな文章に乗って、パンツのはき方を楽しく教えてくれる絵本です。子豚さんと一緒に、「よいしょ、よいしょ」と一緒にパンツをはいている気分になってきます。最後は、「あぁ、やっぱり…」と思いつつ、ふふふと笑ってしまう落ちがついています。(0~3才)



ぬぬぬぬ 五味太郎 偕成社

f0196517_19504730.jpg
お化けが出てきて「ぬ」、怒って「ぬぬぬ」、「ぬ」の音の表情豊かさに驚きます。子供と一緒に音と言葉を楽しむ絵本。文庫には、この他にも、「るるるるる」、「んんんんん」等、五味太郎さんの音の絵本・言葉の絵本シリーズがそろっていますよ。(0才以上)



りすのぱんやさん ミミィとミィーヤン 学習研究社
f0196517_1972151.jpg
ある日、森で人気のリスのパンやさんのところに、お腹をすかせた象さんが倒れ込みました。その日のパンを売りきってしまっていた、リスの家族は知恵を働かせ、小さなパンをもとに森中の動物から交換に材料をもらいます。最初は小さなパンだったのが、段々大きくなっていく過程が楽しい絵本です。(3~6才)



ドワーフじいさんのいえづくり 青山邦彦(作・絵) フレーベル館
f0196517_19514932.jpg
気難しいドワーフじいさんが、森の中に家をつくりはじめたところ、動物たちが集まってきて、手伝う代わりに自分たちの部屋をつくってくれとお願いします。どんどん増えていく動物たちと、建築家の青山先生の描かれる詳細な家の様子が素敵です。(3~6才)




赤神と黒神 松谷みよ子(文) 丸木位里(絵) ポプラ社

f0196517_19522392.jpg
十和田湖に住む美しい女神をめぐって争い、赤神と黒神が激しい戦いを繰り広げる秋田の民話。負けた赤神の後を追う女神の気持ちが子供に分かるかしら、と思いながら子供の成長と共に何度も繰り返し読みたい一冊です。(6才以上)




ガヤガヤむっつり 舟崎克彦 あかね書房

f0196517_1953511.jpg
お誕生日のお祝いを一緒にしてあげたいガヤガヤと、ひとりで静かな時間を過ごしたいムッツリのドタバタ物語。お話を自分で読む楽しさを教えてくれる一冊です。自分でひらがなが読めるようになってから読んでもいいかもしれませんね。(小学校低学年)



ミルキー探偵大活躍 もしかしたら名探偵 杉山亮 中川大輔(絵)偕成社
f0196517_1954964.jpg
探偵のミルキー杉山と不思議な事件の謎を解いてゆきます。3事件を収録。SFや探偵小説に興味を持つきっかけになりそうな、子供向け探偵小説です。小学校中・高学年ならば、自分で読んで見るのも良いでしょう。(小学校中学年以上)



ちいさいももちゃん 松谷みよ子 講談社
f0196517_1955201.jpg
このお話を読みながら育った方も多いかもしれません。30年に渡って書かれた、著者自身の体験から生まれた、モモちゃんとその家族の物語です。モモちゃんの誕生から始まるこの物語は、子供が見る世界が軽やかに語られる前半と徐々に現実世界の不安を感じ始める年ごろまで、子供と大人の成長の過程が描かれています。少しずつ子供と一緒に読み進めたいシリーズです。(小学生から)



てつびん物語 土方正志 奥野安彦 偕成社

f0196517_19561052.jpg
1995年1月、大震災に襲われた神戸で、著者が出会った、小料理屋〈てつびん〉のおばちゃんが震災と闘い続けた記録を写真でたどります。震災から17年を迎え、福島と神戸で燈籠の火が灯されましたが、この本を読むと「復興」ということの難しさ感じさせられます。私達と私達の子供たちに課せられた課題ではないでしょうか。



とん、とん、とん、こんにちは!

今号は、ボローニャの外から文庫を借りに来てくださっているお母さんに、どのように文庫を利用されているか一筆書いていただきました。

まねきねこ文庫を利用させていただいている5歳児の母です。息子が同じ本ばかり読むのに飽きてきた頃にまねきねこ文庫のことを知り、入会させていただくことにしました。このように身近に貴重な本をたくさん借りることができる場所がありうれしい限りです。今は日本語習得目的と本のすばらしさを教えてあげたいと思い、毎日最低2冊は読むようにしています。息子のお気に入りは”かがくのとも”と”はじめてであう科学絵本シリーズ”。”かがくのとも”は虫に夢中だった4歳ごろ頃から読んでいますが、子供が興味を示す身近な題材をもちいたシンプルな話が多いので、子供と話しながら読むのにおすすめです。今は人間の体のしくみに興味があるようで”はじめてであう科学絵本シリーズ”にはまっています。特に加古里子さんや堀内誠一さんの絵本は息子も私も大好きです。今後シリーズが文庫に増えてくれることを期待しています!(T.S.さん)
f0196517_20844100.jpg


本の話題
f0196517_2214253.jpg
絵本の「読みあい」という取り組みを御存じでしょうか。私が最初その言葉を耳にした時には、恥ずかしながらそれぞれ好きな本を持ち寄って読み合うのかなと思いました。「絵本のよみあいからみえてくるもの」(ぶどう社)を書かれた中村季衣さんは、小児病棟で子供たちに絵本を読みながら、この「読み合い」という言葉を生みだされました。読み手が語るものと聞き手が感じるものを大切しながら読む読み方とでもいうのでしょうか。中村さんの活動は、養護施設から老人ホームまで色々なところで展開されていますが、その中のエピソードの一つで、あるお年寄りの女性に「かにむかし」を読んだ時のことが書かれていました。蟹に柿の実を投げつけた意地の悪い猿にむかって、聞き手のおばあさんは、切なげに、ぽつりと「あんたは、そげな悪さをしたいときなんじゃなぁ。」と語りかけられたというのです。これは、長い人生を歩んでいらした方だからこそ言える一言ではないでしょうか。もし私が読み手であれば目から鱗の心境でいたことと思います。子供たちとも、そのような、読み手と聞き手の気持ちの交流のある本読みを心がけたいと思っています。長い一日の終わりに絵本に向かう時、難しいこともたびたびですが。(井口)


ぼくも、わたしも、よんだよ!

勉強会の子供たちが、冬休みの間に文庫の本を読んで書いてきてくれた感想文です。今回はそれぞれが、好きな本を選んで書いてくれました。

1年生は好きな本を選んで、好きなところをそれぞれ書いてくれました。
f0196517_21283730.jpg
なまえ:まや (年長)
ほんのだいめい: わんわんものがたり
さくしゃ:でぃずにー
すきなところ: あかちゃんがうまれるところ。 スパゲッティーヲタベテイルトコロ。

f0196517_21291169.jpg
なまえ: あり (年長)
ほんのだいめい: クリスマスのころわん(ひさかたチャイルド) 
さくしゃ: まどころひさこ
すきなところ: わんわんわん。 ケーキだケーキだ いただきます。 はむはむはむ。「わん、わんわん。ああぱたぱたがとまらない。」 ぺろぺろぺろ。

f0196517_21294680.jpg
なまえ:ひろ(年長)
ほんのだいめい:あなたをずっとずっとあいしてる
さくしゃ:みやにしたつや
すきなところ:はーとがじぶんをてぃらのさうるすとわかったところ。


2年生は、好きな絵本を選んで、登場人物にお手紙を書いてくれました。


「ももいろのきりん」(中川李枝子・福音館)を読んで
f0196517_21302660.jpg
ももいろのキリカさんへ
 あなたの本をよみました。きれいないろがたくさんでてきて、とてもうれしくなりました。こんどクレヨンの木のところに、わたしをつれていってください。そしたら、クレヨンをいっぱいとって、にじいろの木かいてみたいです。本をよんだあと、わたしも、るるこちゃんみたいに、ももいろのかみで小さなきりんをつくってみました。ミミちゃんというなまえです。キリカさんのおうちにいくときにつれていくから、いっしょにあそんでください。  ことより (1年)

ディズニーの「リトルマーメイド」(講談社)を読んで
f0196517_2131231.jpg
リトルマーメイドのアリエルへ
エリックおうじをすきなんですか。にんぎょのままでいたいですか。わたしもにんぎょになりたいよ。にんぎょほんとうにいるの。こんどエミコのまえにきて。   えみこより (1年)

イソップどうわ「かえるとうし」 (小学館)を読んで
f0196517_21314367.jpg
子がえるさんへ
おとうさんのことはおきのどくでした。
でもおとうさんはそんなに大きくならないよ!
わたしはこのおはなしをよんでむりなことをしてはいけないとおもいました。   エレナより (1年)

ディズニーの「クリスマスキャロル」(講談社)をよんで
f0196517_21323466.jpg
スクルージさんへ
スクルージはおかねもちなのだからみんなをたすけてあげてください。
マーレはいきていたときほんとうにわるい人でしたか。
 たけしより (1年)

ディズニーの「アラジン」(講談社)をよんで

f0196517_21332942.jpg
こんにちはあおのてんきいさん。みたことがありませんがぼくのおねがいもかなえてくれますか?   のぶひさより (一年)



清水先生クラスは、それぞれ好きな本を選んで感想文を書いてくれました。少し長めのお話の要約も付けて、読んだ時の気持など細かに書いてくれました。

「手ぶくろを買いに」(新美南吉・偕成社)を読んで ルーチェさん 2年
f0196517_21341921.jpg
きつねのおはなしです。きつねのおかあさんは小さいときにおともだちといっしょに町にいっていたずらして、あとでにんげんにおいかけられて、にげました。ちょっとかわいそうでした。そのときをおもいだして、おかあさんぎつねはきつねのぼうやに「このお手てを出てはいけないよ。」と言いました。きつねのてをだしてしまったのでわたしはびっくりしました!!!!しゅじんが「さきにお金をください。」といって、お金が本とうかわからなかったのでしんぱいでした。でもうまくいきました。わたしは、日本ではきつねはまほうがつかえるとは、しりませんでした。とってもかわいい絵でした。いろんなきもちになりました。


おめでとうのおはなしの「ハナちゃんとクモちゃん」(角野栄子・講談社)を読んで さらさん 5年

f0196517_2135070.jpg
犬になったくもと女の子のおはなしです。わたしがすきだったばめんは二つあります。一つ目はおかあさんに犬をかってはいけないと言われ「シ、マ、ラ、ナ、イ、シ、タ、ラ、シマラナイ。」とうたいながらさんぽをするところです。二つ目のばめんは犬が赤いあめをたべて赤くなって空に女の子といっしょにうき上がったところです。
おかあさんと本をよんでたのしかったです。


「ありがとうのおはなし」(講談社)を読んで 賢君 2年
f0196517_21354660.jpg
この本の中にはお話しが三つあります。ぼくは「ある夏のあつい日、バクは…」(斉藤洋)が一番好きでした。なぜならぞうが山からおちたり、はながへびみたいににげたり、そのあとぞうがへびのことをはなとおもってはなにつけたことなどがおもしろかったからです。バクはへびがこわいゆめを見たとおもって、へびのゆめを食べました。ぼくがゆめを見ていないときは、バクが食べたのかな~???

小林先生のクラスもそれぞれ好きな本を読んで、要約と一緒に感想を書いてくれました。

「エルマーとりゅう」(ルース.S.ガネット・福音館)をよんで 俊亮君 2年
f0196517_21374429.jpg
9さいのエルマーエレベーターがとしとったねこからかわいそうなりゅうの話をききました。
 エルマーは、このりゅうのことをとてもかわいそうにおもいました。
 そして、りゅうをたすけることにしました。りゅうをたすけたおれいに家につれてかえってもらいました。
 あらしになってしまいますが、二人はたすかります。
 ぼくが、いんしょうにのこったことは、りゅうの体が水にだんだんしずんでいくところです。うごけなくなったりゅうがかわいそうではらはらしました。しかしさいごには、体がうごけるようになってよかったなとおもいました。


「マコチンとマコタン」(灰谷健次郎・あかね書房)をよんで  明君 2年
f0196517_21382880.jpg
マコチンとマコタンは、二人の兄弟で、八才と五才くらいの子です。二人ともいたずらっこで、いっしょにたくさんあそびます。おもしろくて、いんしょうにのこったぶぶんはマコチンが、あべこべやさんで、
「金もちがびんぼうで、お金を一円もないのが、大金もち。どろぼうがきたら手を上げじゃなくて足上げろというから、ドシンとしりもちをつくねん。」
と、あべこべを言うから、おもしろいと思います。
 たいていの子どもは、マコチンとマコタンみたいにいたずらっこだと思います。


エルマーとりゅうの「エルマーゴリラにあう」(ルース.S.ガネット・福音館)をよんで 優翔君 3年
 
エルマーは、かわいそうなりゅうの話を聞いて、動物島に、行きました。そこで、ゴリラにあいました。ゴリラは、エルマーの手をねじろうとしましたが、むねにいっぱいのノミがくっついていたので、エルマーの手をねじることができませんでした。そこで、さるにとってもらいました。でも見つけられなかったので、エルマーはリュックからむしめがねを出してさるたちが、しんけんに見つけだしてゴリラをかこんだところを、にげだしました。ぼくが、いんしょうにのこったところは、さるがむしめがねを見て、「ノミが百ぴき見える。」といったところがおもしろかったです。ぼくが、エルマーゴリラに会うをよんで、感じたことは、エルマーの前に、ゴリラがあらわれても、おびえずにれいせいに、ちえをはたらかせて、すごくゆうかんだなあと思いました。ぼくだったらにげていたかもしれません。エルマーがりゅうをぶじに、助けられるかたのしみです。


「マコチン」(灰谷健次郎・あかね書房)を読んで 光司君 4年

f0196517_21391494.jpg

最初にとよこ先生を困らせていたやんちゃなマコチンが、最後は病気になった先生のために食べものを遠くの先生の家に持って行きました。先生は「うれしい」とせなかに書きました。
 いんしょうに残ったところは、最後にとよこ先生が「うれしい」と、マコチンのせ中にゆびで書いたところです。この先生は女の先生で、やさしいです。
 マコチンのやんちゃでやさしいところもいんしょうに残りました。
 読みやすくておもしろい本でした。


「がらがらどん」を読んで ケンタ君 5年

 
ぼくがこの本を選んだのは、さいごにトロルがばらばらになったのがおもしろかったです。やぎたちがトロルに食べられなくてよかったと思いました。ぼくは、トロルがきらいです。なぜなら橋の上をとおる動物を食べてしまうからです。ぼくがやぎだったらにげていました。
 作者が言いたかったことは、「悪い人は、まける。」ということだと思います。


[PR]
by manekineko-bo | 2012-02-07 22:41 | 文庫

まねきねこ便り 秋号

今年から季刊で文庫の本を紹介する文庫便りを発信していこうと思います。また、本にまつわる話や、子供たちの感想なども合わせてお伝えできたらと思います。日本から遠くイタリアに暮らす私達にとって絵本や童話は日本語の響きを伝えてくれる大切なコミュニケーションの手段ですが、それ以上に、慌ただしい日々の中で本を読むその時、私達は子供と一緒に話し、笑い、時間を共に味わうことが出来るのではないかと思います。今の私達の子供たちが、大きくなった時にお母さんと本を読んだその時間が暖かな思い出として残ってくれることを願います。

こちょこちょ 0・1・2シリーズ 福知伸夫(作) 福音館  
f0196517_1802745.jpg         
ちょっとすましたねこやかえるやにわとりが、こちょこちょっとしたとたん、身をよじらせて大笑い。木版画で描かれた生きものたちのくすぐったそうな様子が楽しく、子供と一緒にこちょこちょしてみたくなる絵本です。(0~3歳向け)



おしり 幼児えほんシリーズ 三浦太郎 講談社

f0196517_18305517.jpg
赤ちゃんと動物の「おしり」 ぶたさんのまあるいおしり、ぞうさんの大きなおしり、大好きな動物達の後は、「わたし」のおしりがオムツの下に! 淡い色調の挿絵がかわいい幼児えほんです。(0~3歳向け)   



かさぶたくん やぎゅうげんいち 福音館
 
f0196517_18314628.jpg
かさぶたって何でできているの?という子供の素朴な疑問に答えてくれるユーモアな科学絵本。自分の体の仕組みがこんなにもうまくできているんだ、ということを知るのも子供たちにとっては大きな発見です。でも、イタリアではかさぶたをつくっている子が少ないように思うのは私だけでしょうか。(幼稚園年中~低学年)


ともだちくるかな 内田麟太郎(文) 降矢なな(絵) 偕成社
f0196517_18403452.jpg
自分の誕生日の朝、早くから部屋を掃除して誰かが来るのをオオカミは待ちます。オオカミさんシリーズ第2作。オオカミと仲良しのキツネとの間の友情には、子供の友達への期待や焦燥、憧れといった一言では表せない心情がユーモアを交えて巧みに描かれています。文庫には「あいつもともだち」「きになるともだち」「ともだちごっこ」も並んでいます。(幼稚園年中~低学年)     


そらうで 狂言えほん もとしたいずみ(文)たごもりのりこ(絵)     
f0196517_1833129.jpg
たろうは、おくびょうなくせに、いつも空腕(うその腕じまん)ばかり言っています。そんなたろうに、ある夕方、主人は使いを言いつけました。たろうはしぶしぶ出かけますが、暗い山道がこわくて、こわくて…。居丈高な人物を面白おかしく描く狂言えほんは、昔話とも創作絵本ともまた違う楽しみ方ができます。講談社狂言えほんシリーズの一作。     

                                         

ママお話聞かせて 1・2巻    松谷みよ子・日本の民話会 小学館

f0196517_18332382.jpg
日本と世界の名作昔話が一巻に47話収められています。このようにたくさんのお話を集めた本は、挿絵が少なく物足りないことが多いのですが、このシリーズではこどもたちに人気の絵本画家さんたちの挿絵がページの半分をぎっしりと埋めています。文章も、童話作家であり民話の研究家でもある松谷みよ子さんが監修され、読みごたえがあります。また、子供たちに、たくさんのお話の中から好きな物を選ぶ楽しさを与えてくれるシリーズでもあり、「お話をたくさんよんでやりたいけど持って帰るのが重たくて…」というお母さんにも最適。(3歳以上)



とりかえっこちびぞう 工藤直子(文)広瀬弦(絵) 学習研究社

f0196517_18335123.jpg
元気なちびぞうは好奇心旺盛。何にでもなってみたいのです。散歩の途中ライオンのたてがみと、しまうまのしっぽと、わにの歯とさいの角と次々とりかえっこをして…。象さんの変身がコミカルで次の変身を期待しながらついつい読み進んでしまうお話です。詩人でもある児童文学作家工藤直子さんの代表作のひとつです。絵本から字の多い読みものに移る過程で読むのにも良い本です。(幼稚園年中~小学校低学年向き)



きのうの夜おとうさんがおそく帰ったそのわけは… 市川宣子(文)はたこうしろう(絵) ひさかたチャイルド

f0196517_18341673.jpg
手に取る前に「子供向け?」と疑問に思ってしまうタイトルになっているのが、市川宣子さん独特のユーモアなのでしょう。お話は、前日遅くに帰って来たお父さんが息子にその理由を語るのですが、「実はあなをほっていたんだよ…」と突拍子のない理由なのです。「なんでお父さんまだ帰ってこないの?」と言う子供に読んであげたい一冊です。(小学校低学年~中学年)


獣の奏者 闘蛇編 上橋菜穂子 講談社
けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる、宿命の少女・エリンの物語。獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまいます。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、王獣の医術師になろうと決心するエリンでしたがその道のりは長く…。全4巻からなる壮大なファンタジー。(中学生から大人まで)


ぼくも、わたしも、よんだよ!
今回は、文庫の置いてある研究所で日本語の勉強会をしている子供たちが、本を読んで思ったことや、紹介したい本について作文をしてくれました。

1年生の子供たちは「ぞうっていいな」(作・富安陽子 絵・和歌山静子 福音館)を読んで、自分がなりたい動物とその理由を下のように書いてくれました。

・ぼくは、わにっていいなあとおもいます。つよそうだし、にんげんをびっくりさせたいからです。(陽(ひ)路(ろ)くん)

・わたしはとらっていいなあとおもいます。つよそうだし、いろいろなおにくをたべるからです。(麻耶(まや)さん)

・わたしはらいおんっていいなあとおもいます。つよそうだし、わたしのせいざだからです。(侑(あり)さん)

2年生は自分の好きな本を選んで、お話の中で気に入ったところを書いてくれました。

・「ぜんまいざむらい」 (小学館)
まっちゃというねこがいましたが、つかれてあくびをしたら、おせんさんにおこられました。つかれたまっちゃのかおが、とてもおもしろかったです。そのあとぜんまいさむらいは、ねこたちをたすけてあげました。(立琴さん)

・「さわがにべんべ」(著・七尾純 久保秀一 偕成社)
べんべは、きしにながれついて、しんだやまめをたべました。かにがかつのがすきです。(暢(のぶ)久(ひさ)君)

・「つんつくせんせいとくまのゆめ」(作・たかどのほうこ ブレーベル館)
ほんのなかで、くまさんたちが、これからねむるところがすきです。かわいいからです。(笑(え)美子(みこ)さん)

・「はちゅう類・両生類 小学館の図鑑NEO」(小学館)
カモノハシガエルは、おやの口からうまれます。コヤスガエルは、おたまじゃくしでなくて、かえるのかたちでうまれます。しゃしんがかわいいのですきです。(洸至(たけし)くん)

・「たんじょうびのごちそう」(著・木村裕一 絵・黒井健)
わたしがすきなのは、「まもなくたのしいパーティーがはじまりました。『うん、これも、これも、たべてみるとおいしいね。』『ほんとだ。』『おいしいわ!』みんなは、にこにこ。うさぎさんもにっこにこ」でした。みんながいっしょにおいしいごはんをたべられたからです。(エレナさん)

清水先生クラスは、「はれときどきぶた」(作・矢玉四郎 岩崎書店)をよんで、もし日記に書いたことが本当になるのだとしたらどんなことを書くか想像して作文をかいてくれました。

本の要約
この本は、日っきを書いている男の子のはなしだった。お母さんがかってにそのにっきをよんでしまった。ばくはおこってあしたの日っきをかくことにした。しかし、書いたことが、つぎのあさ、ほんとうにおきてしまった。

「もしわたしの日っきに書いたことが本とうになるのならば」

・ルーチェさん(8歳)
今日は、わたしのおとうさんのたん生日です。二人でそとにでかけてうれしかったです。たん生日ケーキをたべました。ケーキの形はまるくてチョコレートと生クリームのケーキです。わたしたちの大好きなあじで、ほっぺたがおちるぐらいおいしかったです。

・さらさん(10歳)
今日は、どうぶつえんのどうぶつたちがおうちにきて、うちをこわしてしまいました。わたしは、おどろきました。いじわるなどうぶつだとおもいました。しかし、どうぶつはわたしたちにあやまってもっとすてきなおうちをつくってくれたのでうれしかったです。

・賢(けん)くん(8歳)
今日は学校のあとウィーのゲームがぜんぶふっていました。ぼくはうれしくてあさからよるまでウィーでかぞくとあそびました。

小林先生クラスは、まねきねこ文庫のおすすめ本を紹介してくれました。

・光司(こうじ)君(9歳)
 ぼくが、しょうかいしたい本は「世界の伝記ベートーベン」です。
 このほんは、ベートーベンがどんな生活を送ったかを説明している本です。印象に残ったことは、耳が聞こえなくてもピアノを弾き続けたり、作曲したりしていたことです。
 この本を読んでベートーベンという作曲家はすごい人だと思いました。
 でも、ベートーベンみたいにいっしょうけんめい練習したら、ベートーベンみたいになれると思います。(著・よしかわ進 監修・野田暉行 集英社)

・ケンタくん(10歳)
ぼくは、「伝説の迷路」をしょうかいします。
この本は、いろいろな伝説のばめんで迷路が楽しめる本です。
たとえば、ヤマタノオロチの伝説では、オロチの頭からしっぽまで迷路をします。
また、村で迷路をしながら、かくれているようかいをさがすのがおもしろいです。(著・香川元太郎 PHP研究所)

・明(あきら)くん(8歳)
 ぼくは、「アレクサンドロス大王のてい国 古代ギリシア・ローマ」をしょうかいします。
 この本は、まんが本です。
 マケドニアとローマの事について話しています。
 この本で、すきだったところは、アレクサンドロス大王がせん争で勝ったときです。
 なぜなら、王さまの仕事は、せん争に勝つ事だからです。(著・三上修平 画・古城武司 集英社)

次号はお正月明けになります。皆さんの子どもと本を読んだ時の感想や体験などもぜひ文庫係井口(kaharu@virgilio.it)までお送りください。

[PR]
by manekineko-bo | 2011-11-15 18:49 | 文庫

文庫便り

まねきねこ文庫が開いてから、早一年がたちました。この一年の間、勉強会の子供たちを中心に、たくさんの子供たちが本をかりてくれました。
当初500冊だった蔵書も今では約1500冊まで増え、絵本に加えて、「かがくのとも」シリーズ、
日本文学全集や手塚治の漫画まで様々なジャンルの本が並ぶようになりました。子供たちの成長に合わせて、末長くつかわれる文庫になってほしいと思います。
また、場所をお借りしている東洋美術研究センターのコレクションとしてイタリア人の方にも手にとっていただくことで、小さな日本文化紹介にもなっています。少しずつですが、まだまだ蔵書は増えていく予定です。
お気軽に足をお運びください。

f0196517_2282233.jpg貸し出し日:毎週土曜日 11:45から13:15まで

場所:東洋美術研究センター
(Via S.Maria Maggiore 1, Bologna)

貸し出し冊数:8冊 
(蔵書が増えたことにより、貸し出し冊数も増えました。)

貸出期間:1か月

注記:貸し出しは、本を適切に管理するため、まねきねこ会員の方に限らせていただきます。


入会ご希望の方はお気軽に事務局までご連絡ください。
[PR]
by manekineko-bo | 2010-11-13 02:19 | 文庫

まねきねこ文庫オープン記念読み聞かせ会

10月10日、まねきねこ文庫がとうとうオープン!!

文庫オープンを記念しての読み聞かせ会には、大好きな本を探しにきた子供たちが沢山集まりました。
「おふろでちゃぷちゃぷ」「にらめっこ」などの幼児向け絵本から始まり、世界中の子供たちに人気のあるキャラクター絵本シリーズから「バーバパパのプレゼント」、少し怖いような不思議なお話「舌ながばあさん」といった計6冊の絵本が次々と読まれました。最後には詩が2つ読まれましたが、駄洒落遊びのような「アンケート」という詩は、大人も笑ってしまうほど。
皆の笑顔で会を締めくくりました。

f0196517_8415719.jpg


読み聞かせ会終了後、待ちに待った子供たちが一斉に本棚に向かって小走り。それぞれが思い思いに本を手に取って、ママと確認しながら借りたい本を選び、貸し出し表に記入しました。
この日手に取った絵本は子供たちの更なる感受性や想像力を育ててくれることでしょう。目を輝かせて本を選ぶ我が子を見て、ママも感激な週末のひとときでした。

f0196517_8423673.jpg


文庫では、0歳から10代向けの絵本、児童書、図鑑などが約800冊書架に並んでいます。これから、保管している1500冊近い本も徐々に書棚に加えていく予定ですので、ぜひご利用ください。貸し出しの詳細は以下の通りです。

貸し出し日:毎週土曜日 11:45から13:15まで
場所:東洋美術研究センター(Via S.Maria Maggiore 1, Bologna)
貸し出し冊数:5冊
貸出期間:1か月
注記:貸し出しは、本を適切に管理するため、まねきねこ会員の方に限らせていただきます。
お問合せは、文庫・勉強会係まで。
[PR]
by manekineko-bo | 2009-10-13 08:46 | 文庫

まねきねこ文庫オープン記念読み聞かせ会

10月10日、まねきねこ文庫がとうとうオープンします!新しい書棚から子供たちの大好きな絵本が見つかるとよいですね。当日、文庫オープンを記念して、以下の要領で絵本の読み聞かせ会を行います。

場所:東洋美術研究センター(Via S.Maria Maggiore 1, Bologna)
日時:10月10日 12時より
*一般の方もご参加いただけます(予約制)。

文庫では、0歳から10代向けの絵本、児童書、図鑑などが約500冊書架に並んでいます。これから、保管している1500冊近い本も徐々に書棚に加えていく予定ですので、ぜひご利用ください。貸し出しの詳細は以下の通りです。

貸し出し日:毎週土曜日 11:45から13:15まで
場所:東洋美術研究センター(Via S.Maria Maggiore 1, Bologna)
貸し出し冊数:5冊
貸出期間:1か月
注記:貸し出しは、本を適切に管理するため、まねきねこ会員の方に限らせていただきます。

f0196517_8203481.jpg


お問合せ・ご予約は、文庫・勉強会係まで。
[PR]
by manekineko-bo | 2009-09-24 19:27 | 文庫