第9回ママのためのレクチャー

「東洋美術研究所所長ジョバンニ・ペテルノッリ先生が語る−世界に名を誇る江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎について−第2部」

2013年12月5日(木)  於:東洋美術研究所
(Al Centro Studi d-Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)

 先日行われた「ママのためのレクチャー」も回を重ねて、早いもので9回目を迎えました。

前回は、ジョバンニ・ペテルノッリ先生をお迎えして、世界的に著名な日本の画家で、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎( かつしかほくさい・1760-1849)の代表作である「富嶽三十六景」と「北斎漫画」についてお話をお伺いしました。
今回はその第2部として、北斎のその生い立ちからその人となり、そして江戸時代後期における北斎の立場や、晩年の画業などについて、画集の作品を見ながら貴重なお話をうかがいました。
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その作品数の膨大さや、画業にただただ圧倒されたのはもちろんの事、江戸時代の「鎖国」という特殊な状況の中にありながら、彼の没後わずか数年のうちにその作品が西洋に渡り、大きな反響と高い評価を得、それがどのように19世紀以降の西洋美術に多大な影響を与えていったのかを、(例えば北斎の「踊り」のドローイングとドガの「踊り子」の描写を比較しながら)わかりやすく説明していただきました。

自然の中に人間を一体化させ、働く民衆を愛し、とくに晩年は困窮の生活を強いられながら、最後まで貪欲に画筆を走らせた北斎。

まさしく天才、奇才であり、参加者は皆、北斎の魅力にとりつかれていたようでした。
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ペテルノッリ先生の豊富で深い知識にただただ感心しながら、参加者は全員、先生の語る「北斎観・北斎の魅力」に大満足でした。

感謝の気持ちで一杯です。すばらしいレクチャーをしていただき、本当にありがとうございました。

(ママのレクチャー担当・烏丸)
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by manekineko-bo | 2013-12-07 17:12 | ママのためのレクチャー