藤本将先生によるワークショップ開催

ボローニャ児童書フェスティバルがいよいよ明日から始まろうというこの週末、ボローニャを訪れたイラスレーターの藤本将先生にワークショップをしていただき、12人の子供たちがそろいました。

ワークショップは藤本先生がイラストを手掛けられた「ぞうさんぞうさんうさぎさん」の読み聞かせから始まりまた。先生が「きっとここの子供たちに身近なお話だから…」と言って選んできてくださった絵本です。

「お母さんが日本人、お父さんがイタリア人のエレナちゃん…」という出だしに、早速みんな引きつけられました。参加してくれたお友達の中にお母さんが日本人でお父さんがイタリア人のエレナちゃんがいたものですから「わぁ!」という歓声が上がりました。でも本当に身近だったのは、お話の中の子供の象や兎がお母さんへよせるほのかな憧憬の気持ちかもしれません。参加していただいた大人の中にも子供のころのこの淡い気持ちを思い出された方がいらしたのではないでしょうか。

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ワークショップでは、先生が男の子と女の子が大きな板を運んでいる絵が描かれた画用紙を用意して来てくださり、子供たちはその板の絵の上にそれぞれ自分の好きなものを描いたり貼ったりしました。水槽やボートといったものから、妹へプレゼントするキティちゃんの絵本、大きな折り紙の蝶々をコラージュしたお誕生日のパーティー、うんこをテーマに身の回りの物を描く子と様々でしたが、先生はうんうんとうなずきながら「子供の作品は、その関連性のなさが面白い」と一人一人の作品をじっくりと見て回ってくださいました。

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先生の描かれた子供が二人で大きな板を運ぶというありそうで現実にはあまりない設定に触発されて、子供たちの頭の中から色々なお話が生まれました。最後に一人一人出てきて作品を発表して、先生からお言葉をいただいて賑やかなワークショップを終えました。
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by manekineko-bo | 2011-03-29 17:24 | 日本関係イヴェント