ボローニャ市立図書館Salaborsaでの第13回Sala Bebè読み聞かせ会
インフルエンザが流行るこの時期、参加人数が少ないのは予想されていましたが、今回集まったのは、数家族のみ。
少しさみしい読み会になるかと思いきや...
もうすっかりおなじみの、リズムに合わせた挨拶のあと、
前回から活躍してくれているぬいぐるみのシロクマくんとピーくんが登場すると、
床に座っていた子どもたちの膝が、自然と本に近づきました。
今回ぬいぐるみを交えて読んだのは、数字の絵本。
楽しく日本語で数字を習おうという試みです。
りんごは何個あるかな?」「いーち、にー、さーん」
「虫が5匹かくれてるよ、どこかな?」「ここー!」
質問に答えられると、シロクマくんに褒められて、嬉しそうな子どもたち。
最初の緊張もほぐれて、すっかり本に夢中になっています。
この熱気に誘われたのか、イタリア人の子どもたちとお母さんも楽しそうに耳を傾けてくれ、
温かい雰囲気につつまれました。
2−3歳の子どもが気に入った数字の本の後は、
0−1歳の子どもにも分かりやすくシンプルな「ペンギンのたまご」や、みんなが大好きな新幹線の本を読みました。
本に少し飽きると、童謡や、てあそび歌を歌って一休み。
読み会も終わりに近づくと、子どもたちもリラックスして、知っている歌があると口ずさんでくれます。
今回最後に読んだのは、もうお馴染みの「あいうえおえほん」。
「たちつてと」の5ページを読んで、少人数でも楽しい1月の読み聞かせ会を終えました。
2月の読み会は、暖かくなって、多くの家族が参加してくれるのを楽しみにしています。