まねきねこ会による日本語読み会&ワークショップ
これは10日から12日まで開催されたZecchino d'Oro祭の催し物の一環で一般の子供向け(6~10歳対象)の催しでしたが、予約時に定員15人に達し、当日は予約できなかった子供たちも大勢集まりました。
まず五味太郎の「たべたの だあれ」と、長新太の「ぼくのくれよん」を読みました。ワークショップでは、準備された丸テーブルを囲んで、まずカタカナ表を見ながら自分の名前を紙に鉛筆で書いてみました。
何度か練習した後、筆に持ち替えてまた練習。
いよいよ家から持参したTシャツに書きます。好みの色で真剣な面持ちで自分の名前を書く子供たち、目がキラキラと輝いていました。
大好評のうちに,一時間あまりのワークショップは終わり、参加者は乾いた作品を大事そうに持って帰りました。
日本語の響きに触れ、文字を書き・・・、子供たちにとってはまたとない体験だったと思いますし、私たちにとっても、日本文化を紹介する貴重な機会になりました。
去年はパルマ、今年は地元ボローニャで開催された読み聞かせとワークショップ、これからも細々とでもこのような対外的な活動も続けて行きたいと思います。