第14回ボローニャ市立図書館Salaborsaでのオープン絵本の読み聞かせ会
イタリアの小学校は既に夏休みに入り、この時期になるとボローニャを離れて帰郷したり、海辺で過ごす子供たちも多いため、今回の読み聞かせ会も少人数で行われました。
蝶を追いかけながら、川辺の草原に入り込んでしまう小さな女の子が主人公の「くさはら」という短編に始まり、「うめぼし」では今が仕込み時の梅干作りの興味深い説明が美しい写真と共に語られました。
愉快でダイナミックな描写の「けんかのきもち」に続き、「ハーニャの庭で」では、四季折々の植物や庭に訪れる動物たちの様子が可愛らしく、季節の移り変わりに見る自然の素晴らしさを子供たちに感じて欲しいと思う一冊でした。
最後に読まれた「あかいかさが おちていた」では、動物たちが森に落ちていた傘の使い方をめぐって奮闘する様子が愉快に描かれていて、かなり長いお話だったのにもかかわらず、子供たちは静かに耳を傾けていました。
次回のSalaborsaでのオープン読み聞かせ会は、夏休みをはさんで9月から行います。
詳細は追ってブログでお知らせ致します。
今年度も皆様からの心のこもったご協力やご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。まねきねこ会スタッフ一同、心より感謝いたしております。
来年度からもママパワーで、子供たちのためにいろいろな活動を行ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは皆様、素敵な夏休みをお過ごしください!