日本語勉強会だより
ゆったりと時間を取ってある一時間目は、ひらがな組と2・3年生の漢字組に分かれて授業を進めています。
ひらがなグループは、絵カードを使い語彙を増やしながら、ものの名前を通してひらがなを勉強してきました。書く際には升目ノートを利用し、書き順や字配りも始めから注意しています。現在は、清音と濁音まで終わり、言葉をつないで、文をつくる練習に入っています。また一年生の教科書にあるお話も読み始めました。
漢字組は、物語音読の後、発言を通し子供たちが内容と難しい語彙を理解したかどうかの確認をしながら進め、理科や社会に関連する内容の読解教材も使用して児童の興味を持続させる授業を試みています。また毎回テーマを決めた作文を書かせることにより、文の決まりを理解すると同時に文章力の向上を目指しています。
2時間目は2グループ合同で、言葉の種類、文の種類、時制などの文法をプリントに沿って勉強したり、なぞなぞや連想ゲームを通して学習したことを実践で使ってみています。毎週の宿題は何日分書いてもよい一行日記で、子供たちにとっては、先生のコメントも楽しみなようです。
また、9月の終わりからは3時間目に「ユミラボ」(ユミのラボラトリー)が始まりました。読み聞かせから始まり、お絵描き、絵描き歌や折り紙、工作、理科の実験、お芝居等、子どもたちと話し合いながらいろんな遊びをしています。
先日は、ゲストに整形外科医の中谷文彦先生をお迎えして子どもたちに特別授業「からだのはなし~ほねについて~」をしていただきました。子どもたちも興味深く先生のお話を聞いていました。
そのあとは12月のクリスマス会でやるお芝居「12支の話」のお稽古をしました。子どもたちもセリフがだいぶんうまく言えるようになり、動作もスムーズになってきました。
勉強会のあとには、みんな楽しげに文庫の本を選んでいます。人気はやはり「バーバパパ」シリーズでしょうか。勉強会もまねきねこ文庫も、12日で冬休みに入り、新年が明けた1月9日から新たにスタートします。ご興味のある方は体験入学も受け付けております。お気軽にお申し出ください。連絡は、文庫・勉強会係まで。
では皆様も楽しいクリスマス・お正月休暇を!